暇の時間

生成生まれの独身会社員。幸せになりたい、そんな日々をだらだら書く。

読書記録:手帳で夢をかなえる全技術

皆さんは手帳を持っていますか?
活用できていますか?

持ってはいるけど、何か大事な用事があるときにスケジュールが来ているだけ。あるいは、最近はスマホなどでもスケジュール管理できるので、持っていないという人も多いかと思います。私もそうでした。

しかし、本書を読んで、
「手帳は単なるスケジュール帳ではなく、人生をマネジメントする最強のツールなのだ」
ということを、知りました。

今まで、手帳のすごさを分っていなかった、と後悔しています。
どうしたら手帳を活用して、人生を自分の思い描く方向へ、自らデザインしていけるのか、それがわかる一冊です。

手帳は人生をデザインする最強ツールだ

私のこれまでは、成り行きで過ごしてきた人生でした。

なんとなく、いい高校を目指して、そして大学に進学し、就職した。
そしてこれからも、そこそこの歳で結婚して、子供を授かって、家庭を築き、マイホームを購入して、定年まで働いて、その後は年金暮らしをする、それが幸せなじんせいなのかなとぼんやり思っていた。
そこに自分の強い意志はなく、一般的にそれがいいと言われるから。これまでそうやって進んできてしまった。
このまま流されるように生きていていいのだろうか。

イヤ。一度きりの私の人生、せっかくならば、自分の目指すように、思い描く理想を叶えていきたい!

自分の人生は、自らの意思によって自分で作り上げるものである。

自分の理想とする将来像(=夢)を可視化し、その実現に向けた行動プランに沿って自分をマネジメントする最強のツールが、手帳なのです。

オリジナルの「マイ手帳」を作ろう

本書では、「マイ手帳」を作ることを作ることを勧めています。
マイ手帳というのは、自分仕様に好き勝手にカスタムされた手帳のことです。
システム手帳というものを活用することで、実現できます。

人によって、抱えている課題や悩み、生活習慣や、理想としている目標は違うので、それぞれに合せて、手帳をカスタムするということです。それが結果として、目標の達成が早まるのです。

私も以前は、ノート型の綴じ手帳を使っていましたが、システム手帳に変えてみたところ、使い勝手の良さから今でも続けて使っています。
綴じ手帳は、フォーマットが決まっているので、それに自分の管理をあわせるという感じでした。
しかし、システム手帳では、こう管理したい!と自分で思ったことを形にすることができるので、気に入っています。
たとえば、週間の予定は横に時間がのびている方が書きやすいとか、目標の管理のためにチェックリストを入れたい、やることリストを入れたい、など、自分の好みや、そのときの管理したい項目などによって、変えていっています。

夢を行動に落とす5つのステップ

では、その手帳で、自分の理想の将来像(=夢)をどのように、マネジメントしていったらよいのでしょうか?

本書では、以下の5つのステップに分けて、解説されています。

  1. 人生理念を定める
  2. ビジョンを描く
  3. 中長期計画を立てる
  4. 短期計画を立てる
  5. 日々行動する

まずは、自分が将来どうなりたいのかを、明確にすることを行います。これが明確になっていないと、努力や時間、お金を費やしたのに、実現したものが望んだものとは違っていた、なんてことになりかねないからです。
なかなか日々をなんとなく生きていると、自分の将来について考えることを忘れてしまいますが、定期的に振り返って、しっかり明確にしておきたいですね。

理想の将来像が決まったら、それを10年後、5年後、3年後などの長いスパンで、具体的にどこまで達成していたいのかという長期的な計画を定めていきます。

そしてその長期的な計画を達成するために、1年や半年、また1ヶ月、1週間と短期的な計画に落とし込んでいきます。こうすることで、1日1日が理想の将来像に向かった意味のある日々になっていくんですね。

この5ステップに関しては、本書により具体的に解説されているので、興味のある方は本書を手に取って頂ければと思います。

最期に

本書では、自分理想像を実現するために、手帳をどのように活用していったら良いのかを丁寧に解説されていました。

手帳は単なるスケジュール帳と思っていましたが、理想像の実現のためのツールなんだと、考え方がガラリと変わりました。そして、実現のために、こうやって手帳でマネジメントしていけばいいのか!と、わかる1冊でした。

手帳の管理術だけではなく、夢の実現のための、時間管理テクニックや成功習慣なども解説されているので、夢に向かってより前進したいという方にぜひおすすめです。